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～予防の時代、変革の主役は歯科衛生士！！～

歯科衛生士よりすばらしい仕事はない

[ 予防に取り組む歯科衛生士は人の人生をも変える ]

生涯歯を健康に使えることが、豊かな人生を過ごすためにいかに大切なものであるか

生涯歯を使い続けるために、歯科衛生士はどのような支援ができるのか
もし適切な支援ができて、あなたの関わった患者さんが生涯自分の歯を使い続けることができたなら、その方の人生そのものが豊かなものへと変わる

つまり、人の人生を変えるような仕事ができ、社会に貢献できる仕事だということ

仕事を見直せ、なぜ働くのか？プロとしての歯科衛生士に求められるもの

[ 仕事とは、報酬とは、そしてプロであるということ ]

仕事とは・・・	社会的分業制において他人に価値を提供すること
プロとは・・・	社会的分業制において提供する価値を必要労働時間内で提供すること
報酬とは・・・	社会的必要生産物を必要労働時間内で提供することにより得られるもの⇒お役立ちのバロメーター

[ 今、社会が求めているもの ]

成熟社会を迎えた現代は心の豊かさ、心の満足を求めている。
私たちが扱う「健康」はこれらを手に入れるための豊かな生活において根幹となる部分である。

[ 歯科医療の担い手として歯科医師のパートナーとなるためには ]

健康を守る上でのパートナーとして活躍するには、ケアゾーンでの業務を委託された時、その権限の委譲に耐えることができるかが問われる。

⇒責任を持って仕事に取り組めるように、自己成長できるかがポイント

求められる新しい歯科医療「患者中心の歯科医療」

[ 患者中心とは ]

患者の期待は何かを捉え、それを中心として対処していくこと
「中程度の歯周病と取り組むのではなく、Ｐ中程度の歯周病を持った人と対処する」ということ

患者さんは歯周病を治しに来たのではなく、歯周病が生じたことで患者さんが持つ何らかの期待が脅かされたことを解決にきている

[ 世界標準の医療サービスにおける基本ルール ]

患者さんの権利を守る、医療者はそのための義務を果たす。
インフォームドコンセントは患者がするもの、医療者はそのための支援を行わなければならない。

[ コンプライアンスは歯科衛生士のエゴだ、成功する歯科衛生士のキーワードはアドヒアランス ]

歯科衛生士の言いつけを守る患者がいい患者ではない。
歯科衛生士に対して、「私の健康管理のために力を貸してほしい」と言っていただくことが大切。

予防歯科医療とは

[ 予防歯科に患者は何を求めているか ]

「予防」について、医療者の定義を振り回したとしても患者はついて来られない。
患者は「予防」という言葉からは、悪い事態を予め防ぐという発想を持ち、予防歯科からは「生涯自分の歯を使うように支援してもらう」ということを期待する。

[ 予防を定義する ]

予防とは患者の期待を守ること、それにより患者さんは歯科的健康がもたらしてくれる質の高い生活を維持することができる。

[ 予防歯科を提供する医療展開の手順 ]

原因除去⇒健康回復（包括治療）⇒メンテナンス

[ 歯科衛生士の業務範囲 ]

原因除去（予防プログラム）・・・	患者自身が口腔内を健康にしようという意識を明確にした上で、そのために必要な知識や技術を習得し、実際に健康獲得の行動変容を起こし、口腔内を健康な状態へと改善すること。
メンテナンス・・・	患者が手に入れた口腔内の健康な状態を良好に維持できるよう、またその健康な状態を維持できるようにメンテナンスを行い支援していくこと。

ケアゾーンができて、患者の期待に応え使いこなすために

[ ケアゾーンで何をするのか、判で押したようなTBIはプロの仕事じゃない ]

患者はみんな同じではない。100人いれば100通りの違いがあるのだから、その違いに対応する。コミュニケーションスキルを駆使して、患者の情報（身体的・心理的・社会的）を収集しなければならない。

[ 「プロセス　オブ　ケア」の立案と実践がプロであるための必須条件 ]　>> 参考

患者からの情報、ドクターからの情報を統括し、患者個別のプログラムを立案することができるか。さらにはそれを実践する能力があるのか。

[ 歯科衛生士のプライドを賭けたケアゾーンのシステム作り ]

診療所ごとの基本コンセプトが異なるならば、あるいは医療システムが異なるのであれば、その診療所にあったケアゾーン運用のシステムを構築しなければならない。

誰がこのシステムを作るのか、誰かに与えてもらうのを待つのか

[ 歯科衛生士業務は結婚までの腰掛仕事？それとも天職？ ]

あなたが目の前の患者さんに対して、どのような気持ちで接しているのか。
医療者としての良心に基づき、常に最善以下のことをしないように努めているか。



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