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院長の思い、医院としての経営理念、経営方針などがどの程度スタッフに伝わっているでしょうか。あるいは採用に際して、採用されるスタッフは医院の指針をどの程度理解して、さらには合意を得た上で採用されたのでしょうか。このような前提条件が整っているにもかかわらず衛生士の協力が得られないとすれば、これは業務契約を遵守していないということで、適切な処分がなされるものと思います。しかし、前述の内容が適切に伝達できていないとすれば、衛生士に限らずスタッフは、自己の能力を医院が目指す方向で発揮したり、改革に協力をすることも困難であるため、経営者としての方針管理を見直すことが重要と考えます。 足立優歯科診療所では毎年経営計画書を作成しており、採用の際にはこれを活用し、院内すべてのスタッフが同一の目標に向かって協力体制を構築できるように管理しています。 実際に、改革を目指す方に「何から手をつければよいか」と聞かれますが、これも院長自身のビジョンを明確化し、それを経営計画書としてまとめ上げることをお勧めしています。具体的な進め方についてはサニア株式会社がこのための支援をしていますので、ご確認ください。
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