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口腔内の硬組織と歯周組織に対してその崩壊程度に応じた一定の評価点を与え、それを0〜100のスケールで表現することで口腔全体の崩壊程度を指標化するというコンセプトです。本来は、同年齢の患者さんの平均デンタルエージを算出し、その平均値との隔たりを統計的な処理により評価することで相対的な患者固有のリスクファクターに対する生態抵抗力を評価しようという考えで作られました。ただし、このデータの母数が増大することにより、日本人における経年の平均的変化が読み取れるようになりました。その結果を活用し、治療計画の参考にしたり、患者に将来イメージを伝達したり、また自分自身の診療実績を算出し、それをエビデンスとして患者に提供するように活用しています。基本概念はクインテッセンスVol.20 No.6/2001 1153〜1167に発表しておりますが、より詳しい内容をお知りになりたい場合は、直接足立までお問い合わせください。
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