受講してから歯科衛生士の仕事に取り組む意欲、向上しようとする意欲などは変化が見られますか? |
- 患者のバックグラウンドを把握しながら個別の対応をするようになった
- 患者さんとの関係が、マニュアル的になる、患者との関係も淡白になってしまい、患者さんにとって”私の担当の衛生士さん”ということがなかなかできなかったが、受講後会話が増えたような気がする。彼女が担当した患者さんはキャンセルが少なくなり、積極的なぺリオ処置への移行が多くなってきている
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受講してから歯科衛生士が具体的に取り組み始めた(取り組んでいる事)はありますか? |
- 患者さんの「ラリー」を作っている
- クリニカルパスも作った(スタッフのリーダーになった)
- 歯ブラシ等、自分の使い易い道具等を具体的に「これを使いたい」というようになった
- 一時間という予防の枠、目一杯使って、処置と指導(会話)を楽しそうに行っています。また、ルートプレーンニングなどの処置後も先輩に必ずチェックしてもらってる
- 患者の全体像把握を念頭におき、常に話しかける事を心がけ、臨床的情報のみならず、生活環境や心理情報などの収集にも努め、より深い交流を心がけていると思う
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受講している歯科衛生士によって、院内でシステムの見直しや院内勉強会などに繋がるような好影響は発生していますか? |
- 彼女がリーダーとなってセミナーをスタッフ、私達にレクチャーしてくれた。
- 仕事に対する取り組み方(内面的な部分で)が徐々に変わる事で、自然と他のスタッフも影響を受け、適度な緊張感がいい意味ででき、接客業を職とする方達に、医院のそれぞれの役割や接し方を誉められることが多々ある
- 毎週何らかのミーティングの席上でも積極的に発言し、また若手の発言を促しており、自己のみならず自立する歯科衛生士群を育てるべく努力しているように見受けられる。
- 積極的に勉強会開催を企画している
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当セミナーについて忌憚のないご意見・評価をお願いいたします。 |
- 当初、休みを返上して勉強会に行くこと、自分に自信がない為に他の受講生に対して恥をかくのではないかとか、いろいろ不安が先立ち、出席には尻込みをしていました。しかし、かつて自分もそうであったように、このくらいの時間がないと、講師の先生の思いや伝えたい事が伝わらない事を自分自身痛感していたので、今回、無理でも出席してもらいました。結果は、すぐには出てこないと思いますが、目に見えない院内への波及効果は、現在すでに感じております。受講者の人数を聞いて、”それはラッキーじゃないか!!”と思わず言ってしまいました。先生の体感温度が分散されず多くを彼女達が受け止めた事でしょう。多分、今わからなくても、時が過ぎ、振り返って考えたとき彼女達の財産の一つになっていると思います。そして、これを始めの一歩として、若い彼女達がこの経験を活かして、また次のセミナーに自分から行きたいと言ってくれることを期待します。
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