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2005.10.6 |
歯がない部分を治療してくれない。 |
【相談者】 50歳代 女性 【相談内容】 2年前に体調を崩して入院したとき、急に歯がぐらぐらし出して奥歯が3本抜けてしまった。退院後、歯の治療と歯がない部分の補綴物を入れてもらうため治療を受けたが、歯がない部分は治療の必要がないといわれ歯がないままの状態である。 インプラントについて尋ねると、「うちではしていない、インプラントをしたければ他にいけばいい」と突き放され、「口の中の状態が悪いから、いい治療をしても無駄になる。歯が悪くなるのを待って義歯になった段階で歯のない部分に義歯を作ればいい」といわれた。現在も途中で歯医者を帰ることに罪悪感を感じて定期的に受診しているが、治療に対して不安を持っている。できることなら口の中を今より悪くしたくない。 【支援内容】 インプラント治療についての説明。 自分の望む治療を受けるためには何をするべきか、希望に合った治療を受ける為の歯科医をどのように選ぶべきか・・・患者さんが自分自身で動く事を理解し、 まずは自分の口の中の状態をしっかりと把握した上で、自分の健康を守るために歯医者さんを選べるようになり、自分にとって必要な治療を受けられる医院を探すように動き出す事を決定されました。
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2005.8.10 |
6年かかってもちゃんとした入れ歯ができない…保険では無理なのか…? |
【相談者】 70歳代 男性 【相談内容】 6年前から歯科医院で義歯を作ってもらったが、何度調整しても落ち着かず、未だに割れたり外れたりが続いている。こんなに時間を掛けてるのになぜちゃんとした義歯ができないのか? 主治医を信頼しており、悪いという気持ちがあるので転院もできず、転院すれば情報が行きかい「転院してきた」といわれてしまいそうで躊躇する。 【支援内容】 義歯の割れる原因を説明 義歯治療で治療の際に重要となるポイント、残存歯の重要性に付いて説明する。保健治療でも義歯制作は可能と聞いて安心した。 医療のあり方、自分に必要な治療の内容について知る事ができたので、患者さん自身で現在の主治医に話をして見極めるように働きかけるということです。 |
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2005.8.3 |
外骨腫と診断されたが、手術を受けるべきなのか… |
【相談者】 60歳代 女性 【相談内容】 約2ヶ月程前、右側臼歯部の口蓋から咽喉へ移行する部分に膨ら身があることに気づき、口腔外科でCT検査を行い外骨腫を診断される。 大きくなるようであれは、手術をする必要があるが、暫くはほっといて経過観察でもどちらでもいいと告げられる。 日常生活で膨らみが気になってしまうということと、手術とはどのような手術を行なうのか?外骨腫ってどんな病気なのか?何が原因なのか?不安を感じている。 病気に対して手術を受けることへの不安も大きいが、手術を受けないことで病状が悪くなるのではないかという不安もある。 手術を受けるか経過観察の状態でいいのか何を基準に決めればいいのかわからず不安なままである。 【支援内容】 外骨腫の原因と症状、手術の内容について説明をする。 話をしっかりと聴いていくと、患者さんは不安な状態が苦痛という事を自覚され、手術を受けて腫瘍検査をすることにより、今後安心して生活をしたいという思いをもたれ、後日、早速主治医を尋ねるという事でした。 |
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2005.7.30 |
口臭がある。
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【相談者】 女性 【相談内容】 会話やくしゃみの際に口臭を自覚する事がある。 娘に口臭を指摘される。虫歯になりやすい口の中といわれたこともある。父親も口臭を気にしている。遺伝なのかと思っている。 口臭対策に朝晩念入りに歯ブラシをし、時々フロスを使用、日中には洗口剤でうがいをし、タブレットなどでニオイを消すように心がけている。 相談できる人がいなくて、人と合うときなど口臭が気になって落ち着かない。できれば口臭を気にせずに生活を送りたい 他、口腔内乾燥症を自覚している 【支援内容】 身体的な原因の可能性は少ない。 唾液の分泌量を促進するには水分摂取を十分に行い、よく咬む事を心がける。 口腔内乾燥症、口臭の原因について説明、口腔内の疾患が原因かどうかという事は精密検査をを受けて原因を調べる。 精密検査を受けて解決の糸口がつかめて嬉しい。話を聴いてもらってよかったという事です。 |
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2005.7.5 |
唾液が多く、口の中がちくちくする。まるで渋柿を食べたよう…… |
【相談者】 80歳代 男性 【相談内容】 唾液が多いと感じたのは10年位前からか…脳梗塞をしてから不快感を感じだした。起床時は差ほどでもないが昼ごろから多くなり寝床まで唾液量が増える。唾液量が増加しているときに口の中が 渋柿を食べたような違和感、ざらざらボソボソとした感じがある。 他には咽の奥に嚥下時違和感を感じる、肩こり、口唇のむくれた感じ、稀に歯痛を感じる。 主治医に話しても、話を聴いてくれない。口腔外科受診で各種検査を受けるが原因不明、舌に異常なしと診断を受け経過観察の状態であるが、一向に改善が見られない。 原因を知る為に様々な検査を受けたが納得できる答えをもらえなかった。周りにも気にしすぎといわれ精神的に辛い。 できれば苦痛に感じる症状を改善したいが、原因を知れば対処方法が判るかもしれないし、対処法がなくても自分で納得できる。 【支援内容】 原因を知る為には、精密検査を受ける必要がある。 10年前の脳梗塞の際に軽度の嚥下障害や口腔内に麻痺がある可能性もある。 口腔内に原因があるのか、身体的な原因があるのか…… 現在、かかっている歯科医院で相談をしてみる事を進める。
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2005.7.5 |
口の中が酸っぱくて義歯を装着する度に苦味を感じる |
【相談者】 70歳代 男性 【相談内容】 双子山親方のニュースを聞いて不安になった。 4年前から義歯を装着する。義歯を装着すると2〜3時間で口の中が酸っぱくなって装着している事ができない。 同時期に前立腺癌手術を受ける。手術の際に血液検査でC型肝炎が判明。肝炎治療の投薬を受けている。 現在までに4〜5回義歯を作り直して、現在使用している義歯が一番合っている。 現在通院している医院に不満はないが心配になった。 【支援内容】 主訴である症状と患者さんの持つ身体的情報などから考えられる原因を伝える。身体的・薬剤・口腔内状態などの説明を聴いてとりあえず安心したと本人。 各原因と症状の資料を提供・解説し、必要であれば検査を進める。現在受診している医院で話をすれば精密検査も受診できる事なので医院で申し出てみれば…と進める。 現在通院している歯科医院で精密検査を申し出てみて、改善策を相談してみるという事でした。
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2005.6.2 |
2年前に制作した義歯が制作するが合わない、安定剤を使っても浮いてくる、義歯の当たり所によっては下唇半分〜顎にかけて電気が走るようなピリッとした痛みが走る。 |
【相談者】 60歳代後半 女性 【相談内容】 50代より歯周病で歯が順に抜けていき、義歯を入れる。数年前に義歯を再制作するが、合わないので何度も修理・調整を繰り返すが合わない。歯科医には歯周病が原因で顎の骨がどんどんやせるから仕方がないと言われた。義歯があわないという事を半ば諦めていたが、半年前より口唇の痺れが生じており少し腫れている感じがする。顔が変形したり変な病気ではないかと不安になり口腔外科を受診したが、原因不明という診断を受ける。 仕事柄接客をするので入歯が無いと困るが、食事もできない状態で悩む。 【支援内容】 義歯治療についての説明をし、原因を追究するために精密検査の受診を希望されました。 精密検査の結果、長期にわたり義歯が顎骨を刺激し骨の神経に障るようになっていた事が原因という事が判明。 精密検査の結果を基に、義歯治療を受けられています。 患者さんは問題解決の糸口が見え、義歯治療の事を理解できたことと話をしっかりと聴いてもらえた事が嬉しかったということです。
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2005.5.24 |
2年前位から口腔乾燥症の症状で約1年半苦しむ、治らなくてもいいので少しでも症状が緩和できる方法を知りたい。 |
【相談者】 50代女性 【相談内容】 2年ほど前から口腔乾燥症の症状で悩み大学病院で受診し6種類の薬を常用しているが改善が見られず、苦痛を訴えても対処してもらえずに眠れなくなってしまい、不眠の為神経科にて睡眠薬を処方してもらうがそこでも対処してもらえない。口唇が乾燥のためバリバリするので塗り薬で対処し、口の中が粘るので電動ブラシで洗うと口の中がヒリヒリする。食事は楽しみの一つだったが食べた後が気持ち悪いので苦痛に感じる。 病院では苦しみがわかってもらえない為、通院する事が苦痛でありますます症状が悪くなる。最近は精神的に疲れ無気力になっている。 以前に震災や身内の看病など過労が原因で体調を崩した事があり、検査によると“シェーグレン症候群”と診断を受ける。
【支援内容】 現在の主治医について満足していないのであれば、他の医師に診てもらう(セカンドオピニオン)事を進める。シェーグレン症候群の専門病院のリストを紹介する。 ドライマウス(口腔乾燥症)対応の薬剤と保湿剤の資料を提供。 患者さんは治療の方向性が見えたという事と、しっかりと話ができたと喜ばれていた様子です。
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